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猫が便秘になる場合の症状とは

そもそも、猫の便秘とは?

便秘とはどのような状態かというと、直腸、結腸にウンチ、つまり便がとどまっている状態です。便が、直腸、結腸に長時間とどまると、水分がそこで吸収され、便が硬くなってしまい、さらに排便しにくくなる、という悪影響が出ます。便が長期間出なければ、それだけ、便はつっかえ、硬くなる、という状況になって、かなり重篤な不具合となります。便秘でない、正常な状態であれば、便は腸で停滞することなく、排出、移動するので問題はないわけです。腸で、便が停滞しないということは、とても重要なこととなります。
便秘の原因が生じないようにすることは、猫を飼うにあたって大切なことになります。疾患や、なんらかの外傷によっても便秘を引き起こす原因となりますが、トイレが汚い、うるさい、ヒトがちょっかいを出す、などの猫に精神的なストレスを与えるのも、また、便秘の原因になりますので、少なくとも後者については、飼い主の責任で猫に配慮してあげるべきです。

 

便秘が猫に与える影響、便秘時の症状は?

ヒトが便秘になると、いろいろと問題が生じるのと同じように、猫も便秘により、悪影響を受けます。たとえば、エサを与えても食べない、少ししか食べない、排便時に嘔吐してしまう、動きがおかしい、歩き方が変、肛門から汁が垂れている、じっとしていることが多くなった、というような症状になります。排便がスムーズにできないことにより、このような異常が症状として出てきます。

 

ひどい便秘の時はどうなるのか?

1週間とか、長期間ものひどい便秘となってしまった場合は、獣医師の診断を受けるのが賢明でしょう。まずは、そうなる前に、便秘薬の使用など、一時的でも便秘を改善できる可能性のある対策をとるべきです。あまりにも長期の便秘の場合は、摘便の施術がとられます。無理やり、肛門から糞便を除去する、というわけです。長期間の便秘の場合、便がとても固くなっていて、自力での排便が困難なことから、このようなことを行います。巨大結腸症を引き起こす場合もあります。長期の便秘はなんとしても避けたいところです。

 

まとめ

便秘は、他の内蔵に異常が生じるような病気でもないし、また、外傷性の不具合でもないので、軽く見られることがあります。しかし、自分(人間)が便秘になると、さまざまな不具合が出るのがわかるように、無視できない不具合なのです。飼い主は猫が快便ができるように配慮してあげましょう。

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