先日までお通じがあったのに、急に猫が便秘になってしまった、ということはよくあることです。
便秘が何日も続く重度の場合は、すぐに対処することになると思いますが、便秘が数日の場合は、「どうせ、便秘だから…」と、猫の便秘を軽くみてしまいがちです。便秘になってしまった場合は、すみやかに排便できるように対処することが必要です。また、合わせて、普段から再び便秘になりにくいように環境を整えていくことが大切です。
猫の便秘の原因とは
猫が便秘になる原因はさまざまです。水分が足りない・食事が適切でないなどの生活面のものや、体の調子が悪いことによる病的なもの、そして、ストレスなどが原因になっている外的な要因がありま
す。よくありがちなのは、老化で、10歳を越えるような老猫になると、腸の働きが悪くなり、便秘になりやすいと、いわれています。老猫の便秘についての詳細はこちらを参考にしてみてください。
便秘になってしまったときにできることとは?
すでに猫が便秘になってしまった場合、どうするのがよいでしょうか?。可能な対処方法についてまとめてみました。
重症度・ 緊急度 |
便のない |
便秘のときの症状、状態 |
対策、解消方法 |
---|---|---|---|
レベル1 |
1、2日便がない日を繰り返す |
・ときおり、1、2日程度の便秘を繰り返している。 ・見た目は健康な状態とあまり変わらないかもしれません。 |
・普段の生活を見直してみましょう。 ・自宅でできる範囲で、便秘が改善できる可能性もあります。 →水分が足りているか、 繊維質の多いフードに変えてみる、 サプリを試してみる、など |
レベル2 |
数日~ |
・調子が悪そうにしている。 ・いつもより動きが悪くなった。 ・あまりキャットフードを食べない |
・病院で診てもらいましょう。 ・または、手持ちがあれば、「浣腸」、「便秘薬」をご自分で処方してみてください。 |
レベル3 |
~1週間 |
・キャットフードを食べない。 ・動かなくなった。 ・おう吐する場合もある。 ・見た目、明らかに体の調子が悪そう。 |
・すぐに病院に行き、獣医の判断を仰ぎましょう。巨大結腸症などの重度の病気の可能性もあります。 |
ふだんから猫の便秘に備えるために…
今は便秘ではないけれども、ふたたび繰り返すかもしれない、という場合は、普段から、便秘に備えることをオススメします。特に、10才を超えるような老猫の場合は、便秘を繰り返す傾向にありますので、普段から対策しておくべきです。
便秘を繰り返さないための対策とはズバリ、
「腸内環境の改善」
です。
「腸内環境の改善」のために、便秘気味の猫に「ある商品」を試してもらったところ、お腹の方は調子が良くなってきたのですが、他に意外な効果がありました。
それは、〇〇〇がなくなりました、いうことでした。 → 意外な、〇〇〇とは…。
まとめ
便秘をついつい軽く考えてしまいがちですが、当人の猫にとって、便秘の解消は、とても重要なことで、すぐに解決してあげるべきことと考えます。猫が便秘で難しい顔をしていると、飼い主も心配になってしまいます。猫の便秘は普段から、起こりやすい猫の不具合の一つですので、すぐに対応できるように、便秘薬(下剤)や浣腸などは、あらかじめ準備しておくといいでしょう。