猫への浣腸の働きとは?
浣腸の働きとはなんなんでしょうか?私自身は、小学生の頃にウンチが出なくてお世話になった記憶があります。
どうして、浣腸が便秘に効くのか、あまり考えたことがなかったのですが、浣腸の働きについて、調べてみました。
イチジク浣腸様の動画がありました。参考になります。
上記によれば、次のような働きにより、排便を助ける、とあります。
直接、薬液を入れることで、
(1)腸壁の面を(便が)すべりやすくする。
(2)刺激を与えることで、腸の働きを活発にして、
便を出す、そうです。
自分の浣腸の経験から、便が出る効果は、上記の(2)だけだと思っていました。(1)のすべりやすくする、という効果もあるとは知りませんでした。最初に書かれているので、便を滑らせる効果、というのが大きいようです。
浣腸の特長とは?
上記の動画にありますように、浣腸の特長は次のものがあるようです。
1. 即効性
2. 排便タイミングのコントロール
3. 赤ちゃんからお年寄りまで使える → 幼猫から老猫まで使える
以下で、よく見てみましょう。
1.即効性
これは確かに、即効性ありますね。浣腸に期待しますのは、すぐに出したい、そんな場面なような気がします。
2. 排便タイミングのコントロール
排便させたいときに、浣腸すれば排便できる、ということと理解しました。1.の即効性と意味合いは同じなのかもしれません。
3. 幼猫から老猫まで使える
浣腸は、下剤のように内服するものではなく、肛門から注入して、排便の際に、便と一緒に薬液も排出されてしまうので、薬の影響というのは少ないということです。 そういうことであれば薬の影響というのは、下剤よりもだいぶ少ないようです。意外にも、負担は少ないようです。
浣腸で気をつけることとは?
浣腸の際の使用上の注意とはなんでしょうか?
・挿入前にノズル先端をぬらすこと
ノズル注入時、ノズル先端を、浣腸の薬剤を少し押し出し、ぬらした状態にします。そうしないと、挿入がスムーズでなく、猫が痛がります。
・浣腸の場所に注意
相手が猫さんだけに、動きまわって大変なことになりますよ。ウンチがとんでも大丈夫な場所がいいです。
・チューブを押しつぶしたまま、引き抜く
ノズルを肛門に挿入し、ゆっくり、薬液を注入しますが、薬液を注入し終わったら、チューブを押しつぶしたまま、引き抜きます。そうしないと、薬液をチューブが吸い込んでしまい、薬液が不足してしまう可能性があります。
・連用しない
あまりにも使い続けるとよくありません。慣れてしまって、効果がうすまります。
浣腸の効果は?オイル+綿棒の効果は?
うさパラさんのレビュー(下記リンクから見れます)を見てみると、浣腸への効果はかなり期待が持てそうです。
よくなる、排便を助ける方法として、オイルをつけた綿棒を猫の肛門に入れ、刺激し、排便を促すという技があります。これはこれで効果があるようです。ただし、綿棒では腸への刺激は限定的でしょうから、やはり、浣腸を使うというのが理想的でしょう。
マイクロラックスを買ってみた!猫の浣腸です
うさパラさんで、「マイクロラックス(microlax)」を買ってみました。要は、浣腸です。
便秘が長引く場合は、浣腸が有効です。速効性があります。
人間用の浣腸ですが、犬、猫にもお使い頂くことが可能です。便秘のねこちゃんに最適です。浣腸を使用後、通常20-30分で排便します。
パッケージのおもて面です。
商品の裏側の表示です。メーカーはあのジョンソン・エンド・ジョンソンです。
箱の中には、商品が4本入っています。このうちの1本です。先端部のねじ切って、薬液をお尻に注入します。
商品裏面です。
Microlax5ml4本
マイクロラックス
切羽詰まった便秘のときには、浣腸が効果あります。